おはようございます!Choi-TABI Camper GON(ちょい旅キャンパーGON)です!
今回は「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」に行ってみたのでご紹介したい。
俺は伊勢の「猿田彦神社」に年に一度は行くほど、「猿田彦」様を信頼している。以前にも参拝すれば必ずお仕事に関するご利益を偶然とは思えないほど実際にいただいているから、ご利益重視ならどの神社よりも道ひらきの神「猿田彦」様なのです。(信じるものは救われる😆)
そろそろ行かないとなぁ、なんて思っていたので、ネットで「猿田彦」と何気に検索してみた時に発見したのが「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」だった。今まで全く気づかなかったのだが、なんとこの「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」は道ひらきの神「猿田彦」様を御祭神とする全国数ある神社の中で「猿田彦大本宮」となる「伊勢国一の宮」とのこと。
「猿田彦」という名前が前面に出ていなかっただけに、こんな大切な場所を見逃していたなんて…。即決で行くことにしたのだ。まるでよばれたような感覚だ。
時は2024年9月3日(火)。ちょうど新月にあたるこの日。自分の新しい人生のスタートを祈願するには最も相応しいと思い、曇り空にも関わらず朝9:30ごろに出発した。
しかし、早速思わぬ事態が…。高速が集中工事のため車線規制されていて、渋滞にハマってしまったのだ。本来なら1時間30分もかからずに行ける距離感なのだが…。途中トイレ休憩なんかもして、鈴鹿PAスマートICを降りる頃には12時を過ぎていた。(「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」へは新名神高速道路の鈴鹿PAスマートICが最も近い出口となる。)
そこからは案内看板にそって走ること数分。道沿いに第3駐車場、第2駐車場、第1駐車場が順番に見えてくる。こんなにたくさんの広い駐車場があるということは、相当人気の神社であることは間違いなさそうだ。しかも全て無料!!最近神社の駐車場は有料のところが多い中、こんなに広い駐車場が無料で利用できるのは本当に安心。時間を気にせずゆっくりと参拝できる。神社の駐車場は本来無料だったはずなのだが、なぜだか今では有料のところが多く、忙しない想いで参拝することも多いから、これだけでも好感度が高まる。
俺たちは事前にネットでチェックしていたので、この広い駐車場はスルー。鳥居横の左側の道から川沿いの駐車スペースに行き車を停めることができた。この川沿いの駐車スペースが参拝には一番近くなる。今日は平日で空いているようなのでラッキーでございました。
そしてお昼も過ぎていたので、まずは「参集殿」でトイレと昼食をとることにした。ここ「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」では「椿とりめし」が名物のようなので食べてみる。俺には少し濃いめの味付けだったがハッキリした味わいで程よい量なので食べやすい。
休憩もでき、ホッとしたところで、いよいよ鳥居に向かう。
「猿田彦大本宮」と刻まれた石柱が鳥居の横にある。思ったよりコンパクトな神社のような印象だ。
鳥居をくぐってすぐ目の前に「庚龍神社」がある。御祭神は、「金龍龍神」、「白龍龍神」、「黒龍龍神」。大木に龍神が宿り神域を守ったという。俺は辰年生まれの六十歳。「猿田彦」様だけでなく、「龍神」様にも早速ご縁をいただけるとは…。なんだかここは俺にとっての大切な場所になりそうな予感がしてくる。
手水舎にカエル様が…。龍の口から流れ出る水で清めることが多い中、カエル様とはなんとも可愛い。
次の鳥居をくぐると境内の案内板がある。山の麓に広がる境内。滝なども含め、いろんな見所のある神社だということがわかる。
細めの参道を進むと2本の大きな木が繋がっているのが目に付く。縁結びでも有名なだけに、こんなところにも繋がりを感じてしまう。
さらに進むとまた鳥居が見えてくる。このあたりまで来ると木々に囲まれて、真夏だというのに少しひんやりとした空気感がある。なんだか神秘的な森の中に入り込んだような、不思議な感じを受ける。
左側に「御船磐座(みふねのいわくら)」がある。「天孫瓊々杵命(ににぎのみこと)」一行の御船がここに繋がれ、ここから「猿田彦」様が九州へご先導されたという。なんだかすごい場所。禁足地となっており、神代の神跡で境内地で最も重要な「いわくら」とのこと。天孫降臨時代の大切な場所に出会うなんて、やはりここはすごい神社であります。
参道をさらに進み鳥居をくぐると右側に「恵比須」様、「大黒」様がおられます。
この辺りは丁度参道の真ん中当たり。振り返っても先を見ても森の中。この神社はどこも苔むしていて、水の気がかなり強めな印象だ。「龍神」様の影響だろうか。参道正面には「本殿」、右側には「椿岸神社」という「猿田彦」様の妻神「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」を祀る神社、左側にはなんとなんと「猿田彦」様が眠る「高山土公神陵」という古墳が!この場所からは大切な場所が見渡せるということ。
「高山土公神陵」は前方後円墳の古墳で「猿田彦」様のお墓。夫婦揃って祀られていて、お墓まであるとなると、ここ「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」が「猿田彦」様を祀る総本宮と言って過言ではないのではないだろうか。
そんな「高山土公神陵」の横には、なんと地球に乗った「猿田彦」様の石像がある。
よくみると、丸い巨石の上に日本列島が刻まれ、ここ鈴鹿の地に穴が空いている。思わず指を入れたくなったので入れてみました〜😆
さてさて、見所満載で参道を歩いてきましたが、最後の鳥居の向こうに「本殿」が見えます。
「本殿」では御祈祷の太鼓の音や巫女の舞の鈴の音が響く。この「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」では平日にも関わらず、常に御祈祷が行われていた。その厳粛で荘厳な太鼓の音と軽やかな鈴のねが静かな森に響き渡るその場所で、俺たちも御祈祷をお願いすることにした。
つづく…