おはようございます!Choi-TABI Camper GON(ちょい旅キャンパーGON)です!
前回からのつづき…
本殿に到着。御祈祷の太鼓や鈴の音が響く中、静かに参拝させていただく。なんだろう、全てを受け入れてくれるような優しさ、そして自然に囲まれた安心感のある参拝ができる場所だと感じた。
是非とも御祈祷をお願いしようと、本殿左手の社務所内の受付へ。広い待合室には「猿田彦」様や「天之鈿女命」様の掛け軸や絵画もあったり、綺麗な中庭が見れたりとゆったりと過ごせる。残念ながらここからは撮影NGなのでご覧いただくことはできない。
待つこと15分〜20分。巫女様が先導してまずはお祓い。女性とは思えない大きな力強い太鼓の音。そして神主様の先導で本殿中央へ向かう。そこでは祝詞、神主様のこれまた力強い太鼓、そして巫女様の舞と共に鈴の音が心地良い。最後に最奥の神前で玉串を献上し終了。大きめの紙袋に入った手みあげを受け取り本殿を後にした。その手みあげの中には檜の箱状の専用のお札とお茶やお守りなど、盛りだくさんの内容だ。しかも目の前でこれだけ本格的な御祈祷をしていただいたのは初めてだ。今までの御祈祷が少し簡易的に感じるほどの丁寧な御祈祷に、本当に頭が下がるほどだった。
ここ「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」にお越しの際は、是非とも御祈祷を体験していただきたい。
御祈祷の後、おみくじを引くとありがたいことに「大吉」!素晴らしい檜で作られたご朱印帳が目にとまり、あまりにも美しく香りが素晴らしかったので思わず購入。御朱印は通常では書置きなのだが、ご朱印帳を購入すると直に書いていただけます。(三社龍神は書置きです。)
感動しながら本殿横の「椿岸神社」へ。ここは「猿田彦」様の妻神「天之鈿女命」をご祭神とする神社だ。今までとはうって変わり、ここに来ると朱色が多く、女性らしく華やかな印象がする。
神殿も煌びやかな印象。まさに芸道の祖神、夫婦円満、縁結びの神が祀られている場所としてふさわしい雰囲気で艶やかな神殿だ。「天之鈿女命」様の舞う姿に想いを馳せながら、夫婦円満、良縁を願う。
ここ「椿岸神社」周辺にもちょっとしたスポットが存在する。
家庭を明るく円満に導かれるという「夫婦輪石」、心の中に幸せを招き念願が叶えられるという「招福の玉」がある。しっかりとなでなでする。皆さんがなでなでするもんだから、ツルツルでございます。
そしてそして、なんと願いを叶えてくれるという「かなえ滝」がある。写真をとって待ち受けにすると願いが叶うと言われている。本当かなと思いながらも、さっそく写真を撮って待ち受けにした。👍
小さいながら力強き滝。手にしっかりと滝の水を感じさせていただいた。この少し上流、本殿の近くに少し大きな滝「金龍明神滝」があるのだが、ここは修行の場ともなっており一般公開はなしということだ。御祈祷時に「金龍明神滝」を見たいとお願いしておくと、近くに行くことはできないが、本殿から見える場所へ案内してもらえるというから、ぜひ次回の御祈祷時にお願いしてみたい。
お次の「龍蛇神両地神社」へ。あらゆる縁を結ぶ神。そして、火難、水難除け、土地災難除けの守護神なので、これから起こるかもしれない諸々の災難からお守りいただけるようにしっかりとお参りする。
その先には、なんと、かの「松下幸之助」をお祀りする「松下幸之助社」がある。経営の神様と称えられた方だけに本当に神になられておられます。しかもその横には「松下幸之助」が寄進したという茶室「鈴松庵」が。苔むした雰囲気が素晴らしい茶室だ。
「鈴松庵」ではお抹茶と季節の和菓子がいただけます。訪問した時には茶道の練習中。そんな姿を見ながらお茶をいただくのもいいもんです。
ホッと一息ついて、お次は「椿立雲龍神社」。虫封じ、腫れ物除去などの神という。コロナも封じてくれますように…。
後で気づいた写真には、美しい光が注ぎ、俺が包まれるように…。信じるものは救われる!
「椿立雲龍神社」の近くには巨大な「さざれ石」が!こんな大きな「さざれ石」は見たことがない。
最後に「椿延命地蔵尊」にお参りする。ここは「首から上の病に霊験あらたかである」とのこと。俺自身や妻(Zales)の持ち病などが取り除かれますように、家族の病がなくなりますように、しっかりとお参りをさせていただいた。
これにて「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」の参拝は終了となる。
どうでしょう、これだけの見どころがあり、「猿田彦」様ご夫婦をはじめとする「龍神」様を含めた神々が祀られ、しかも前方後円墳まである場所なんてそうあるもんじゃない!
帰りがけには、なんと駐車スペースに野性の猿が…。「猿田彦」様だけに、猿も登場するとは!
「神に呼ばれた人しか行けない」と言われる「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」。
本当に行ってよかったと心から思える神社でございました。
およびいただきありがとうございました!