2022年7月
「大阪いらっしゃいキャンペーン」がもうすぐ終わることを聞き、両親と共に急遽「淡路島」に行くことになった。
そう、今シーズンの「鱧」を食すのだ。
淡路島の「鱧」は特別らしい。
「赤うに」も有名なので、こちらも食べれるといいのだが…。
やはりキャンペーンのためか、予約が取りずらかったが「休暇村南淡路」を予約することができた。
休暇村南淡路
「休暇村南淡路」にしたのは、そう、「淡路島 はも三昧」のコースがあったから。
この季節ならではのはも料理をご当地で温泉と共に楽しむ。
おっさんならではの楽しみ方ではないか!
ええおっさんにいつの間にかなっている俺がいる(笑)。
さてさて、15時のチェックインとのことなので、ゆっくりめ11時に家を出る。
お天気がまた見方をしてくれた!
昨日の夜、久々の豪雨があり、朝まで雨が残っていたが晴れてきたではないか。
やっぱり、私は晴れ女♪( ´▽`)
妻は自分のおかげだと自負する。
家からは約1時間もあれば淡路島に到着する。簡単な観光と昼食をとりながら東側の海岸線を南に下って行くことに。
高速道路が日曜日なのに意外と空いている。スムーズだ。
いよいよ近づいてきた。
このトンネルを抜けると、ハイ、出ました〜。
あまりにもでかい!本当にすごいの作ったな〜ってつくづく思うのだ。
「明石海峡大橋」にはいつ見ても俺は感嘆してしまう。
写真ではなかなかその迫力が伝わらないのが残念だ。
橋の上は皆さんかなりスピードを落として走行している。
そら見たいわなゆっくりと。
そして「淡路島」に入り最初に見えてくるのが「観覧車」。
とりあえずパターンとしてここで休憩します〜。
いや〜流石に混んでますわ。
若いグループ、ファミリー、すごく多い。
でも、並ばずに駐車できる程度なのでよかったが、やはり皆さん楽しみ始めてるのね〜。
空いてるのもいいけど、やっぱりこの賑やかさもいいわ〜。
と思いながら「串焼き」と「明石焼き」を食べて、一休み完了。
この「明石焼き」が結構うまくて喜ぶ4人。
ここからは高速を降りて地道を南下する。
いきなりパームツリーで南国モードに。
しばらく海沿いや、街中を走る。
この道、俺が51歳の時に「アワイチ」に挑戦し走った道だ。同じように1人で走っているロードバイクを見ると、また挑戦したい気持ちが湧いてくる。しんどいのに。なんだろう、俺なんか挑戦している自分がカッコよく思えるんだよね〜。自己満足でいいのですよ。1人で走ってると雑念から離れて集中できるからね〜。頑張ってや〜!もう少し走ったら、峠でえらい目に遭うからね〜(笑)。
俺にとっての「淡路島」は、思い出のつまった特別な島なんだ。
かつて聳え立っていた「大観音像」の異様?な光景は、解体が始まっており見ることはなかった。
次の目的地、「東浦ターミナルパーク」に到着。
淡路島の「玉ねぎ」狙いで物色する。
俺はデカ過ぎる「玉ねぎ」を買おうと思ったが、妻の一言で躊躇し、中間のものを買う。
使いやすいのがいいらしい。でかけりゃいいもんでもないわな(笑)。
はい、ここからは少し走れば海沿いの綺麗な道も姿を表す。天気がいいから素晴らしい。
そして、そろそろ昼食にとめぼしいところを探し、
ここに決定!
「金太郎」。なんかうまそうな、地元っぽい顔に負けた。
いや〜、ここが大正解。とにかくネタが新鮮。どれも大阪の回転寿司にはない素材のオンパレードだ。
俺が特に感動したのは、「さより」と「うに」だ。
淡路島ならではの「生しらす」も当然食べたが、「さより」は美しくさっぱりと食べれる。
そして本日採りたて直送の「生うに」。これがたまらなくうまかった!感動ものだ!
まあ、一貫600円ごえの回転寿司にしてはかなりの高額なものだが、思い切って頼んでよかった。
帰り際に店長らしい方に聞いてみると、「金太郎」は淡路に3店舗のチェーン店らしく、本州にはないとのこと。
「淡路島にお越しの際は、ぜひまたいらしてください。」とご丁寧なご挨拶までいただき、大当たりの昼食となったのだった。
さあ、ここからは「休暇村南淡路」まで寄り道はなし。
「AWAJIオブジェ」で楽しそうに記念撮影している姿を横目に、町や山の中をひた走ること約1時間。
到着しました〜。「休暇村南淡路」
日曜日の15時30分ごろなのだが、かなりの人でチェックインを15分ほど待つことに。
明日月曜日ですよ。お休みされるのですか皆様?というぐらいの大盛況ぶりだ。
あっという間に駐車場はいっぱいとなる。かなり大人気ですなぁ。
チェックインを済ませ、夕食までにお風呂に入るパターンなので、その前にちょっと30分程度、俺は視察に出かけた。
そう、ここには「南淡路シーサイドキャンプ場」があるのだ。
フロントで「南淡路シーサイドキャンプ場」のパンフレットをもらいちょこっと聞いてみる。
ここからは歩きで往復30分程度だという。
敷地内なのにそんなにかかるのかと、ちょっと疑問に思いながら足速にキャンプ場に向かうのだが、そこで初めて理由がわかった。めっちゃ急な階段や道を降りて行きます〜。約300mほど。
これ、登りがかなり時間くいそうだ。おっさんにはきついかも。
とりあえずキャンプ場に到着。
南淡路シーサイドキャンプ場
小ぢんまりと綺麗に整備されたキャンプ場という印象だ。休暇村の管理なので、ゲートもあったりと安心感があるし、休暇村の温泉も利用できるからいい感じだ。
すぐ目の前の海で釣りを楽しめるのも魅力。本日はほぼいっぱいだったが、釣りをしてるのは2人だけだった。なぜだろう?釣れないのかなぁ…。全体的には大変良さそうなキャンプ場だと思う。
ただ、俺の場合、景色がイマイチなのと、夏なんかはビーチがいいので、季節を選んでくることになるだろうなぁ。淡路島の最南端まで、夏以外に来るかなぁ?なんて考えてしまうのであった。
はい、もうすぐお風呂なので、かなり急ぎで部屋まで帰ることに。
いや〜、これがきつい。まず急な坂道を登る。急な階段を登る。また急な坂道を登る。そして極め付けに急な長〜い階段を登って駐車場を横切り短い階段を登ってフィニッシュ…。
あかん、死にそうや。おっさんピンチや。足が少しガクガク、息は苦しいし心臓がバクバク。
ロビーで涼みながらなんとか部屋に戻る。汗がTシャツににじむ。
お風呂前に偵察しておいて本当によかった(笑)。
そして汗を流しにお風呂へ。
いやいや〜、ここの露天風呂がサイコーでしたよ。なんせ「鳴門海峡」、「四国」を見渡せる絶景を見ながらゆったりとくつろげるのですから。お湯はぬるめなので長湯もできる。夕方は直射日光がバンバン当たるので、日光浴しながら入っているような感じ。おまけにジャグジーなんかもあったりする。
洗い場も両サイドに目隠しパネルがあり、隣を気にせず体を洗えるのもいい。
たまに話しかけてくるおっさんもいるから、こういう配慮は静かに洗いたい俺には非常に嬉しい。
そう、おっさんは風呂で知らない人と話す。おっさんの特徴でもある(笑)。
俺は静かなおっさん。静かなのが好き。ゆっくりと気分に浸りたいの。邪魔したらあかんよ〜。
お風呂で気持ちよくなった後は、いよいよ本命の「淡路島 はも三昧」のコースだ。
浴衣を着て食べるのもちょっと久々だ。
淡路の「鱧」は別品、だから「べっぴん鱧」と呼ばれるらしく、その身は美しくうまい。
確かにうまい。俺が特に気に入ったのは「天ぷら」「焼霜造り」「鱧丼」そして「鱧すき鍋」だな。
「天ぷら」は熱々ほくほく、「焼霜造り」は少し火が通っていてうまいし、「鱧丼」はうなぎとは異なるあっさりした感じだがご飯がすすむ、そして「鱧すき鍋」は出汁が決め手で「鱧の骨」から出汁をとっているらしく、これがまたしっかりした味わいでうまい。玉ねぎを入れるとその甘みが出てまたうまい。そして〆の「淡路島素麺」もこの出汁で絶品となるのであった。
まあ、これだけ「鱧」を食べることはもうないだろうというぐらい食べまくったな(笑)。
次から次へ、「鱧」だらけ。高齢者とシニアには多過ぎてちょっと苦しい。いや、かなり苦しい。
本日で「鱧」料理は食べ尽くした感がある。いい経験をした。
今後は「鱧」料理は少量でいいと思うのであった(笑)。
部屋に戻ると
ありがとうございます。ゆっくりと寝させていただきます。お気持ちは嬉しいです。
ただ、私どものお部屋、景色がこれですので、
部屋からの景色が楽しめませんから〜!(笑)
3階はあかん。4階以上がおすすめです。
早めに就寝したので、翌朝4時半に起きてしまった。かなり歳なのか?
しばらくPCで仕事をしていると電話がなる。父からだ。
「早く目が覚めたから朝風呂に早めに行こう。」
ははは(笑)、やっぱり俺は歳やん。同じやん。
6時半に朝風呂に。朝日に照らされる「鳴門海峡」「四国」を眺めながらの露天風呂。
夕方よりサイコーでした。皆様も「休暇村南淡路」にお越しの際は、ぜひ朝風呂に!
部屋に帰ると妻が
昨夜の布団、マットレスがめちゃくちゃ気持ちよかったよね?
マットレスが快適だったので熟睡できたという。そういえば俺もすごく気持ちよかった。
そのマットレスがエレベーター内で紹介されていたのを妻が見つけてきた。
ラッキーなことに今年の5月から導入されたところらしい。相当チカラが入っているようだ。
参考までに
西川 (Nishikawa) [エアー 01] マットレス シングル
ベーシックタイプとハードタイプがあるようだ。
とにかく点で支える感じと、寝返りしても硬さを感じないのにしっかりと支えてくれる感じがいい。
本当に熟睡できたのは、これのおかげかもしれないとつくづく思った。
エレベーター?妻が早朝エレベーターに乗ることはなかったはずなのだが、
私も実はダッシュで朝風呂行ったの。
あの気持ちよさを妻も感じたのかと思うと、ちょっとホッとしたが、女風呂の露天風呂が満員だったので内風呂で少し温まってきたらしい。なんとも女性陣、朝からやりよるな〜。
朝日を見ながら朝食に向かう。
ところがだ、なんと並んでいるではないか!20人以上の方が待っている。広い朝食会場でこんなに待たせるのか〜い。40分程度待たされることに。
中には心臓の悪い方や、年配の方もいるのにこれはないわ。さすがに初めての経験。改善お願いしたいところです!
朝食はビュッフェ形式でいろんなものが並んでいて、楽しいこと。
いつもの通りとりすぎて、〆のカレーを食べる頃にはお腹の出っ張りが限界に達していた。
俺個人としては、素麺とカレーがうまかった。フレンチトーストもよかったし、コーヒーもコンビニにあるような豆から自動で入れてくれるやつなので便利でそこそこおいしい。煮詰まったコーヒーではないので◯。食べ過ぎて頭が回らない(笑)。
ゆっくり部屋に戻り、荷物を持ってチェックアウトに。
もらったチケットでお土産を8,000円分(4人分)購入する。これもキャンペーンの楽しみでもある。
10時すぎに家に向けて出発。早朝満車だった駐車場もガラガラだ。
なぜか疲れていることもあり、直帰することに。「渦潮」はまたのお楽しみだ。
近くなのにねぇ〜。歳とると色々しんどいの。
ここからはすぐ高速道路へ。高速道路「神戸淡路鳴門自動車道」からはあまり景色は望めない。
観覧車を後に、巨大な「明石海峡大橋」を渡っていくと本州がどんどん近づいてくる。淡路島と違って、ビルの街並みが雑然と見えてくる。
日常に戻るのがなんだか嫌だなぁ。月曜日なんだよなぁ。
そんな思いで帰宅するのであった。
終わり。
西川 (Nishikawa) [エアー 01] マットレス シングル