2021年7月
以前より行くことを目標にしていた「上高地」。
妻が行きたがっていた「上高地」。
いよいよ行くことになりました〜!
かなり高齢となった両親が、
「体力的にもう最後になると思うから行くなら連れて行ってほしい。」
ということで、体調を気遣うものの「思い出」作りが大切だと思い一緒に行くことに。
頼ってもらえるうちに、恩返しもしたい。
絶対連れて行ってあげないと!
お義父さんやお母さんの思い出の場所なんだから。
妻の言葉が心強い。
そう、思い出のいっぱい詰まった場所。両親が気に入って何度か足を運んだ場所なんだ。
俺もワクワクする。綺麗な大自然の景色が見れるなんて、サイコーだ。しかも両親や妻と共に。
共に共感し合えることで喜びも倍増する。自分中心だった俺は、今更ながらに思うのであった。
お天気だけは見方してくれますように…。
「上高地」までは家から休憩なしで、約4時間半程度は見込んでおかないとならないようだ。
なんと言っても、高齢の両親のおトイレの回数が多いから、多分3回以上は休憩することになろう。
だから、片道約6時間の長旅が予想される。
俺はせっかくだからと、「松本市」や「ビーナスライン」なんかも周りたいと欲を出してしまったので、3泊4日の行程で行くことに。遠いのであまり行けないから少し無理も承知の上だ。
両親はキャンプというわけにはいかない。事前に一泊目は「上高地ルミエスタホテル」を予約。2泊目、3泊目は「上高地温泉ホテル」を予約できた。このシーズンはやはり予約が取りにくい。ゆっくりと温泉につかりながら休日を楽しんでもらう予定だ。
俺たちは1〜2泊目まではキャンプ、最終日は両親と「上高地温泉ホテル」に宿泊予定だ。
最終日に楽をさせてもらえるのは何かとありがたい。
さて、当日、天気良し。連日好天に恵まれそうな予報だ。雨の予報がずれ込んでくれた。
早朝、いや深夜3時ごろから積み込み始め、4時前に出発。4人乗ってルーフキャリアにも荷物を積んでいるので車がやたらと重い。
高速を走るのも、重たくてスピードがなかなか出ない。90kmぐらいがちょうどいい感じなので、ますます到着が遅れる可能性が出てきた。「GON」は古い車だけに、長距離+重たい状態での走行に不安が募る。
朝焼けが広がりめた。「近江富士」を見ながら早朝の高速道路をひたすら走る。
何度か休憩し、ようやく「高山IC」を降りる頃には9時過ぎになっていた。
158号線をしばらく走ると、遠くにいまだ少し雪が残る山が見えてくる。
まもなく平湯ICからめちゃくちゃ長い「安房トンネル」を上高地入り口の「中の湯」まで抜けていく。
中の湯から158号線を松本方面に下り「さわんどバスターミナル」に駐車、バスまたはタクシーでまた上高地まで戻るのだ。直接マイカーでは行けないのが「上高地」なのだ。
今日は、両親を上高地に送り、俺たちは松本方面でキャンプする予定なので、手前の「あかんだな駐車場」に停めずに、「さわんどバスターミナル」の駐車場にしたのだ。
「さわんどバスターミナル」からは、タクシーで上高地に入ることに。
タクシーで約40分で「上高地帝国ホテル」前に到着、ここからは「上高地ルミエスタホテル」まで10分ほどの歩きとなる。
どうしても歩かないと行けない「上高地」はお年寄りにはちょっと厳しいかもしれない。歩けなければなかなか散策もできないし、車椅子でも範囲が限られてくる。
両親を連れ、ゆっくりとホテルまで歩く。
段々と「上高地」の雰囲気が出てきますよ〜。
田代橋の上からパチリ!
田代橋から見た景色を味わってみてください。梓川の清流の水の美しいこと!
田代橋を渡って、森の中をしばらく歩くと「上高地ルミエスタホテル」が見えてくる。
ホテルの外観を撮らずに、エントランス部分だけを撮影するのはなぜ?妻よ。
俺も撮ってないのはなぜ?
2人ともどうした?
はい、それは景色に夢中になっているからであります。
ということで、無事に「上高地ルミエスタホテル」に到着。チェックインを済ませて昼食をいただきました。
このホテル、リニューアルしてまだ間がないのかな?どうもサービスが…。
前の梓川があまりにも綺麗なので、触りにいく。触るの好き(笑)。冷たくて気持ちいい!
それにしても透明度抜群すぎる。色がエメラルドグリーン的な感じで、俺はこんな川は「上高地」でしか見たことがない。
最近、熊が出没中ということで、記念に「熊よけの鈴」を購入。
休憩もできたし、俺たちはキャンプ場に行くために旅に出る。そう、旅というだけの行程が待っている。
両親と別れて、早速「熊よけの鈴」をつけて「カラン、カラン」と歩く。
ここから大正池まで散策しながら、お猿に脅されながら歩き(約40分)。
お猿に「熊よけの鈴」全く効果なし。もっとでかい熊、大丈夫なのか?
バスで「さわんどバスターミナル」駐車場まで戻りま〜す(約30分)。
そこで足湯して休憩しま〜す。
そして、松本の町で食材を買い、「まつもと里山キャンプ場」まで「GON」で移動しま〜す。(約1時間30分)
ようやく到着!
はい、なんということでしょう。このキャンプ場、ミニゴルフ場をキャンプ場にしたようなイメージのこじんまりしたところでした。
なんか、住宅街を抜けて、裏山に上がる感じ。ん〜。駐車場から松本平野が一望できて素晴らしいのだけど、サイトからはあんまり見えん。し、えらく狭いような。ん〜。イメージと違う。
こればっかりは着てみないとわからんしね。
疲れたし、今日は車中泊仕様で、「カーサイドシェルター」のみで簡単に設営。
そして、調達した食材を小さな「焚き火台(バーベキューコンロ)」でちまちまと炭焼き。
からの焚き火で本日終了となりました。お疲れ様でした〜。
明日は念願の「ビーナスライン」へGON!
つづく…。