今回は先日の伊勢の旅で見つけた「美熊野牛カレー」をご紹介する。
ホテルの割引券があったので購入できたのだが、一箱970円と高級なレトルトカレーだ。「美熊野牛」というブランドの牛は年間約80頭程度の出荷数と大変貴重な黒毛和牛らしく、期待が膨らむ。それにしてはパッケージが可愛く、高級感はあまり感じない。
甘口と辛口があるのだが、間違って買ってしまうほど。イラストの服の色を変えるなど、もう少し違いを出した方がパッケージ的にはいいと思ってしまう。写真も使い回し。こんなにお高いレトルトカレーなのに、ちょっとねぇ…。
辛口と甘口では赤唐辛子が入っているかいないかの差だけのようだ。
パッケージの裏面の漫画が違う。説明の内容は同じなのに、おじいさんと女性が入れ替わっている(笑)。表面をもっと変えた方がいいんじゃないか??
早速温めて盛り付けてみる。
まずは甘口から。
パッケージの写真と変わらない雰囲気。香りがレトルトカレーっぽさが出ているのが残念。四角いブロックのお肉が5〜6個入っている感じだ。
一口食べてみる。甘い。そしてお肉が柔らかい♪ルウは普通のとろみで旨味も十分。
お次は辛口。
見た目は辛口の方がお肉がゴロゴロ入っている印象。これに関しては理由がわからないが、同じ200gだからちょっと得した気分だ。
しかし、お肉はというと、甘口の方が柔らかかった。辛口のお肉は少しパサつきのあるものがある。でも、全体的にはお肉は柔らかく、口の中ですぐに崩れて筋っぽい食感が最後に残る感じ。よくあるレトルトのお肉とは違って、本当にパサパサ感が少ないのは確かだ。辛口だけにうっすらと汗ばむ感じ。でも、中辛程度だという印象だ。
さて、この高級なレトルトカレー「美熊野牛カレー」。総合的にはお肉も柔らかく、旨味のあるカレーであることは間違いない。甘口も旨いし、辛口もスッキリした辛さで好感が持てる。これが500円前後なら超おすすめなのだが、流石に970円ともなるとねぇ…。
俺の場合は、やはり価格とお味のバランスが大切。「美熊野牛カレー」は確かにお肉はいい感じではあるのだが価格に見合った特徴は少ないような気がする。お土産にはいいかもだ。
以上。
美熊野牛 カレー【辛口】
美熊野牛(みくまのぎゅう)は、優良血統のメス牛のみに限定し肥育され、年間出荷頭数が80頭余りと大変貴重な黒毛和牛です。 高台にある牧場の裏山は世界遺産 花の窟神社の境内地で、深い森から湧き出る清らかな水。まさに神様からいただいた水で育てています。 「肉の旨味は赤身にこそある」霜降りを増やすために牛を酷使して育てるのではなく、牛の健康を第一に考え一頭一頭大切に育てあげた肉質は脂身も良質でヘルシーな味わいです。
内容量/販売価格 200g/970円(税込店頭購入価格)
名称 美熊野牛 カレー【辛口】
原材料名 牛肉、玉ねぎ、カレールウ(食用油脂、小麦粉、香辛料、乳糖、食塩、砂糖、その他)、リンゴピューレ、チキンエキス、砂糖、小麦粉、チャツネ、にんにく、ビーフエキス、しょうが、赤唐辛子、クミン、カルダモン、コリアンダー/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、(一部に小麦・乳成分・牛肉・さけ・大豆・鶏肉・バナナ・リンゴ・ゼラチン・豚肉を含む)
販売者 株式会社黒毛和牛の岡田
製造者 株式会社キャニオンスパイス
※美熊野牛公式ホームページおよび商品パッケージより