2022年10月14日
昔からテレビで砂浜や草原を馬に乗って走っている場面を見ると、俺もあんな風に馬に乗ってみたいと思っていた。心のどこかでそんな思いがずっとあった。数年前に一度は娘と乗馬体験をしたことがあったのだが、その時は時期的にいろんな出来事があった息抜き、気晴らし的な感覚だったので、深くは考えていなかったのだが、今回の乗馬体験で、自分の心の中にあった夢が湧き出た感じだ。
きっかけをくれたのは妻だった。いつものスーパーに買い出しに行った時に、入口で乗馬体験の案内があり、その案内係の女性スタッフを車で待つ俺のところまで連れてきたのだ（笑）。その女性スタッフの明るく、推しの強さに負けて予約をしてしまった（笑）。保険を入れて1,860円というお安い設定だったのもよかった。どうしても乗馬は価格も敷居も高いイメージがあるから敬遠しがちだったのだが、これならお天気次第で楽しめそうだと思ったのもある。お天気が悪くても実施するらしいのだが、天気が悪ければ楽しくないのでその辺りはキャンセルも延期も可能だという了解を得ての予約となった。
当日、お天気はみかたをしてくれた！数日続いていた雨も上がり、少し暑いぐらいの青空が広がるお天気となった。早速準備をして、準備といっても軍手だけなのだが、GONに乗り込み山道を約30分で今回の乗馬体験の場所「乗馬クラブクレイン北大阪」に到着する。
乗馬クラブクレイン北大阪
まるでどこかのゴルフ場に到着したような雰囲気。環境は山の中ということで最高だ。
駐車場に到着したのだが、クラブ前の駐車場がなんと満車！平日の午前中なのになんということでしょう！てっきり空いていると思っていた俺たちは、ちょっと面食らった。乗馬ってこんなに人気だったのかと。これは知らなかった。第二駐車場に車を停め階段を上がってクラブハウスに到着。
目立つ看板んもない至ってシンプルなクラブハウスだ。
受付を済ませ、スタッフの方の説明、乗馬についてのビデオなどを見てレンタル馬具のフィッティングを済ませるまで、約30分はかかったのではないだろうか。待ったりしている間も人がどんどんやってくる。年配の方から小さな子供まで、学校は休んでいるのだろうか？なんだか不思議な感じだ。馬具セットも意外とお安くセット売りがあるようだ。思っていたより乗馬も始めやすくなってきているのだろう。
いよいよ今日乗ることになるお馬さんにご対面に行く。
ここのお馬たちはサラブレットで、なかなか活躍できずに早期引退したお馬たちらしい。今日乗るのは少し小さめのリッツィー。人間の歳で30歳ぐらいの女の子とのこと。確かに以前「服部緑地乗馬センター」で乗ったお馬さんより小さい。このサイズならあまり怖くはないかもしれない。高さがあると結構怖いのよ、慣れてないからね。
馬のお鼻を初めて触ったのだが、柔らかくて気持ちよかった〜。しっかり挨拶をして一緒に馬場に向かう。
いや〜、ここ「乗馬クラブクレイン北大阪」は屋外で山の中で気持ちいい！「服部緑地乗馬センター」の時は屋根のあるサークルでの体験だったから、こんなに開放的な感じはなかった。これは気持ちよさそうだ！
早速説明を受けて、お馬さんに乗り体験スタート。以前に一度乗っているのだが、乗り方も全く忘れてしまっていた（笑）。それでもこの子は小さめだから明らかに乗りやすい。馬の上から見る景色は爽快で楽しい！
サークルをグルグル回りながら徐々にスピードアップ。お馬を止めたり走らせたり、初めてのスクールではやらないという軽い駆け足までさせてもらい、存分に乗馬の楽しみを味わえた、約40分間の体験だった。
お馬さんにしっかりお礼を言い、乗馬終了。帰りは自分でお馬さんを引き馬小屋まで帰るのもいい感じだ。
クラブハウスに戻る時に、場内も見せてもらう。馬を見ながら休憩できる場所があったり、1日楽しんで帰ることができるようだ。ちょうどレッスンが終わり、皆さんが馬を連れて戻ってくるのだが、その中に本当に小さな小学生ぐらいの女の子がいた。なんと一人で大きな馬を引いて帰ってくる。馬もちゃんと言うことを聞き、その子に従っているのが感動的だった。聞いてみると、馬は人間の役に立つことが嬉しいんだとか。気持ちが伝わっているのだろうか？犬なら走り回って大変だろうに（笑）。
乗馬も終了、うっすらと汗をかいているのは、乗馬が意外と運動になっていると言うこと。ランニングなどよりも気持ちが楽で、知らず知らずに運動につながっているらしい。たとえば、泳げない人が乗馬がうまかったりするらしく、特別な運動神経はいらないとのこと。そんなことからか、意外と女性が多かったのも印象的だった。いや、女性の方が多かった。
クラブハウスで本日ご担当していただいた女性スタッフの方が乗馬クラブへの入会を熱く勧めてくれるのだが、やっぱり俺たちの思いより高めの設定。さすがに入会まではできなかった。申し訳ない思いもあるのだが、こればっかりは仕方がない。でも、また来たいと思わせてくれたのは事実です。
そして、ますます乗馬が好きになり、旅先で砂浜や草原を馬に乗って走りたいという思いが強まったのだった。「乗馬クラブクレイン北大阪」は本当に気持ちのいい場所だった。
帰りがけに、クラブハウスの表にいた白いポニーに挨拶をして帰ることにする。
なんだかじ〜っと、向こうを見ていて動かない（笑）。
こはるちゃん、あなたは少し体型が変ですよ。ダイエットしましょうね。
終わり。
乗馬クラブクレイン北大阪
