「稲佐の浜」から車で1分と「出雲大社」まではほぼ直線で1km程度。あっという間に到着。
でも駐車場をどこにするか。「稲佐の浜」からくるとすぐに大きな駐車場が左前方に見えてくる。しかし、正面の鳥居をくぐって参拝するとなるとちょっと遠いかも。とりあえず先に進んでみると鳥居前を通り過ぎた左手にも駐車場が見えてきた。そこの方が少しでも鳥居に近いのでそこに駐車することに。無料ですよ無料。「伊勢神宮」では有料だったはず。出雲は寛大ではないですか。たくさんの人が参拝に来られるので、駐車料金を取らなくてもいいのではないかと個人的には思っていたが、「出雲大社」様、ですよねえ。
さあ、いよいよ参拝。以前に買ってあった本にはわかりやすく書いてあった参拝の順路。これに従っていざ。
まずは正門、「勢溜の鳥居」でパチリ。
鳥居をくぐったらなんと下り坂。少し驚いた。
全国でも珍しい「下り参道」ということ。
その先の「松の参道」を進み、いよいよ本殿へ。
鳥居をくぐって初本殿。おおお、なんだか遠近感が…。奥の本殿や山、手前の建物の配置でか、雄大に見えるのは僕だけなのか…。写真では言わんとする感覚が伝わらない。
ゆったりと太鼓の音が聞こえてきた。その雰囲気になんかすごく感情移入してしまう。
とにかく今までの神社とは何かが違う雄大さと優しさを感じたのでした。
本殿を参拝しようと近づくと、白い服の団体が。この方々の数人がうるさい。参拝者の横でなにやら大きな声でお話をされている。他の方が参拝するのに邪魔で仕方がない。心静かに参拝したいのに、「朝からやかましいわ!」とは言えず、しばらく待っているとお去りになりました。これでゆっくりと「出雲大社」様と向き合える。
2礼4拍手1礼。いつもと違うとそのことに気がとられて、ちゃんと向き合えてないやん。
後の人もおられたので、手短にしすぎてしまった。少し残念。
でも、日曜日の朝9時前後ならまだ空いているんだなあ。
せっかくなので、おみくじを引き、お鈴をいただき、「御朱印」をお願いするともうすでに書いてあるものをいただくことに。コロナ対策が悲しい…。
さて、時計と反対回りでぐるっと本殿の周りを参拝して回るんだよな。
向かって右側に回り込んで行く。そこには「十九社」が。ズラ〜と扉が並ぶ。そこには「神在月」に「八百万の神」が来られたときに滞在されるという。その時には扉が開けられるのだそう。見てみたい。
右側から見るご本殿も壮大だ。
御神職の方が朝のお参りをされておられました。
そのまま奥に進むとちょうど本殿の裏側に「素鵞社」が。
御祭神は「素戔嗚尊」。「大国主大神」の「親神」様。壮大な大社の中ではすごく小さい。控えめな「親神」様だなあ。しっかりとお参りし、ここで「稲佐の浜」でいただいた「お砂」と交換で「お砂」を持ち帰ることができる。持ってきた「お砂」を箱に入れ、ここに置かれていた「お砂」を同量持ち帰る。家に帰り庭などに撒くことで、御利益に授かれますように…。「素戔嗚」様と繋がれる唯一の方法のような気がするのであった。
そのまま裏を周り、左側には小さな「拝礼所」が。ここは「御神座」されている正面から拝礼を行える場所らしい。横を向かれているのですね。しっかりと正面からも拝礼する。
さあ、いよいよ「神楽殿」の「大注連縄」へ!
つづく…
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