さてさて、本日はゆっくりめに起きてと思っていたが、キャンプではいつもの通り早朝に目覚める。
鳥たちの鳴き声がはじまる頃、5時前後には起床する。空気がうまい!深呼吸が気持ちいい!
本日も快晴のようだ。
顔を洗って、コーヒーを飲んで、目の前のキッチンで全て完結する便利さはやっぱりサイコーだ。
不便さを味わうキャンプなのだが、便利さを再認識するキャンプもあるよ(笑)。
ゆっくりとモーニングコーヒーでメールチェック。少しのお仕事を朝日を浴びながらできるなんて、サラリーマン時代には考えもしなかったが、コロナ禍でこういうスタイルもありだと割り切ることができた。
人生の半分は我慢と虚栄の連続だったような気がする。だからこれからの半生は、楽しみの連続にするときめた。そう決めて「GON」を買ったのだ。
本当に正解だった。人生は人からどう見られるかで作るのではなく、自分の視点で作るものだと今になってつくづく思う。我慢して苦しむために生きているなんて、どう考えてもおかしい。
自分がこうするって決めた時、新しい未来がはじまるんだ。
今、平日に出雲にいるのも、決めたからなんだよ。楽しみは休日だけじゃないって。
はい、そろそろ出発しますか。まずは妻が予約してくれた場所へ向かう。
ここの「鯛めし」が有名で美味しいらしいのよ!
宍道湖で「鯛めし」なん?
「しじみ汁」とちゃうの?
人気でなかなか予約が取れないらしい。今日も平日なのにいっぱいのようだ。
宍道湖イコール「しじみ」と思っている俺はちょっと疑問に思ったが、妻を信じる。
キャンプ場からは40分ほどで到着だ。松江城の直ぐそば、松江市のど真ん中だ。
本日は「宍道湖」一周するのだが、もうほぼ半分終わってる(笑)。
昼食は、明治二十一年創業の老舗旅館「皆美館」にあるレストラン「庭園茶寮 みな美」で食べる。
妻はどこからこんな情報を得るのだろう?いつも不思議に思う。
ただ、そのおかげで俺だけでは体験することのない世界を見ることができる。感謝しかない。
旅館のロビーを通り過ぎた奥にそのレストランはある。
店内に入り、お席に通されたのだが、窓際のいい席ではないか。うれし〜\(^^)/
席によって全然違うからね。ラッキーだ。
メニューを手に取ろうとすると、
私に任せてくれる?
え、いいの?
妻が全てを仕切ってくれる。なんだか、不思議な感じ。
何気に周りを見るとほぼ満席に。すごい人気店だ。
注文後しばらく待って、出てきましたよ〜。「鯛めし」!!
妻が俺に食べさせたかったのはこれだったんだ。
天ぷらやお刺身をいただき、最後に「鯛めし」。トッピングを全て混ぜて出汁をかけて食べる。
やさしいお味。美味しいな〜♪( ´▽`)
青空の庭園を見ながらゆったりと昼食。キャンプ飯もいいけど、旅先のここでしか味わえないこの時間が本当にサイコーだ!
サービスも良かったし、大満足でした。ありがと〜!!!
ということで、至福の昼食タイムを過ごし、松江の町を散策することに。
まずは「国宝 松江城」に向かう。あっという間だ。平日だけど結構駐車場はいっぱいだった。
少し階段を登ると、こじんまりとしたお城が。
入場料を払って、近づいていくとやっぱりどっしりとお城らしい。
中に入ると薄暗い。展示物を見ながら梯子のような階段を登っていくのだが、結構急で怖い。妻は高所恐怖症なので大丈夫かと思いきや、結構登っていくので安心した。でも、降りるのはどうする(笑)。
なんだかんだと最上階に到着〜!松江の町を一望できる。
このお城は靴を脱いで上がるのだが、ビニール袋に入れて各自持って上がる。
急な階段をビニール袋をぶら下げて上がるのはどうなんだろう?他に手持ちの荷物もあるし、危ないけどなぁ。
とにかく年配の方やお子さんは注意が必要かと思われる。
一息ついて、さあ、降りるぞ。
心配だった妻は、自分で降り方を考えて、ゆっくりとだが降りることができた。ホッとした。
この時期、ちょうど「さぎ」の子育ての時期なのか、松の木の最上部に大量の巣があり、ギャーギャーうるさいのが印象的だった(笑)。
近くのお土産屋さん「島根県物産観光館」で「しじみ」の味噌汁を買って、コーヒーを飲んで休息。
わりと広い店内で島根の物産品が勢揃いしているので面白い。
「勾玉」を買おうかと迷ったが、本当に持つか考えてしまい、却下(笑)。
一息もついたし、さあ、「宍道湖一周」再スタートだ!
つづく…