小さなキャンパー「GON」で行く、ちょい車旅の記録
琵琶湖

琵琶湖へGON!♯3 <絶景>知内浜オートキャンプ場

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琵琶湖

翌日の朝も4時すぎに目覚めた。「インフレータブルマット」を使用してから、本当に快眠できる。全く体が痛くない。本当に購入してよかったわ〜!
昨日と違って今日は少し雲がかかって朝日は望みが薄い。でも、それなりの違った景色が広がっているから素晴らしい。

明日は雨が降る予報なので、本日最終日のお天気を存分に楽しむぞ。片付けて帰るだけだけどな(笑)。
賑やかだった例の若者たちは、夜中のうちに撤収していなくなっていた。それに気づかないほど熟睡できたということか。そんなことは初めて。キャンプや車中泊では、どうしても周りの状況が気になり、寝ては起きての繰り返しばかりだった。妻は熟睡しとるけど(笑)。

それには理由がありまして、それはそれは僕がまだ大学生の頃のことでございます。友人と2人で伊勢の国府の浜に波乗りに行った。駐車場に停めるのもお金がかかるからと、海沿いの道の空きスペースに駐車し、夜中に走ってきた疲れから仮眠をしていた時、何かが車を揺らしている。怖いので目をそっと開けると、数人の若い連中が、ラ◯ッているような感じで、車載ラックに載せていたボードを取ろうとしているではないか。そこで少しだけ窓を開けて、「何してるん?」と声をかけると、「ボード貸してくれや〜」と明らかに怪しい。これはもしかして、噂に聞いていた「サーファーガ◯」というやつか!開けた窓から手お伸ばして、ダッシュボードにたまたま置いていた財布も取ろうとしてきた。「やばい!」と思い、そっとキーを差し込み、サイドブレーキをそっと解除しながら、一気にエンジンをかけると同時にアクセルを踏み込み急発進。石を投げてくるところをなんとか逃げ切り、その夜は漁港の駐車場で一晩ドキドキしながら追ってこないか不安な一夜を過ごした。

そんな経験があるから、キャンプや車中泊ではそのトラウマが僕を寝かせてくれなかった。家族や大切な人にそんな危険な体験をさせたくないから、ずっと周りを気にしていつでも対応できるように気が張って寝れなかったんだ。かわいそうだよね、俺(◞‸◟)。

だから、キャンプでこんなに熟睡できたこと初めてで、本当に驚いた。周りにマナーの良いキャンパーがいたことと、若者グループに悪い印象がなかったことで、周りに人がいる安心感もあって、「インフレータブルマット」の快適さが相まって熟睡というパトゥーンってやつだねきっと。

とにかく、悪さやいじめるのは良くないよ。後にず〜っと残るから。まあそのおかげで、危険を事前に察知する能力は養えたとは思うけどね。今から思えば、波乗りや釣りで、車のシートを倒して寝るスタイルで、1人でもいろんなところに行ったなあ。元気だったあの頃。怖い思いは一度だけだったことがラッキーだったよほんとに。だから、キャンプや車中泊をするときは、絶対に場所を選ぶべき。よく調べて、予備知識を持って行くことで安心感が全く違う。自然だけじゃない、人も安全ではないんだよね。いろんな人がいるから自分は自分でしか守れない。経験者しかわからないこともある。
とにかくみんなが楽しく遊べる場所なんだから、気遣うマナーは大切ということだ。

人が入ると自然の雄大さがわかるね

7時ごろまでゆっくりとコーヒーを飲んだり、釣りを楽しんだり。そろそろゆっくりと片付けはじめたら、車に異変が!「うわ、なにこれ!」と妻が発見。なんかぶつぶつ模様のようなものが…。

水滴が染みたみたいに、ぶつぶつ模様が車全体にある。よ〜く周囲を見てようやくわかった。それは「松の木の樹液」「松脂」なんだと。ちょうど松の木の下に車を停めていたので、松の木の下にある部分だけぶつぶつ(笑)。アルコールウエットティッシュで拭くとなんとか取れるんだけど、数が多すぎてやってられない。そこで帰りに洗車して帰ることに決めた。片付けが優先だからね、チェックアウトの時間もあるから。

片付けは本当に楽。大物は基本タープだけで、あとはテーブルなど出したものを車に積み込むだけだから。車で寝れることのメリットを再認識することになった。でも、これに慣れすぎたらテントを設営して自分のサイトを構築した時の満足感が体験できないぞ。と考えながら、楽さを優先しそうで怖いオヤジ(笑)。

楽しみ方は臨機応変で行きますよ。俺はレンジャー部隊ではないし、究極の不便を追求する野営みたいなことも望まないし。自分の思う「天気のいい日」に「美しい自然の中」で「楽しいことを体験」する「ちょいワイルド」が目的だから。自分を追い込んだりするのは、もう必要ないと思えてきた。

ということで、昼過ぎには両親を近江舞子にお迎えに行き、4人で途中の道の駅で「近江牛」を食し、無事帰路につきました。ある意味「美食」のちょい車旅でございました〜。

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