小さなキャンパー「GON」で行く、ちょい車旅の記録
琵琶湖

琵琶湖へGON!♯2 <絶景>知内浜オートキャンプ場

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琵琶湖

早朝4時すぎに目が覚めた。もうかなり前から目覚まし時計なしで思う時間に目覚めることができている。アラームが鳴って起きるのがドキッとして嫌だ。自然な目覚めが本当にいい。日の出が5時過ぎ(山があるので遅れる)なので薄暗い夜明けの静かなひとときが楽しめるはず。この静かな時間帯が、自然の中では最高に好きな時間帯だ。湖は静まり風も無く、鳥たちが鳴き出し、魚たちのライズが始まり、それを静かに感じることができる自分だけの時間がそこにはある。

この岬の向こうから朝日が昇る

湖面への写り込みがなんとも素晴らしい。琵琶湖ならではの「鮎玉」が次々に通り過ぎていく。この場所では左から右へがほとんどだが、たまに右からもくる。日の出まで時間があるので、少し釣りも楽しもう。ルアーをつけてキャストをしながら景色を楽しむことに。日の出が近づいた時、雑巾が引っかかったような重い感触。「ん?藻でもついたかな」と思い少しロッドを上げると「ググう」と重く強い引き込みが!「これかなりデカイ!」と感じ引き込みに耐えていると、「ふわ」。はいバレました(笑)。バスならかなり大物か、ニゴイの引きではないかと思われます。今回の旅では他の日も含めてこの引きだけを味わい、3日間終了となりました。釣りでの釣果は今後の楽しみに。とりあえず完璧なボウズではないと思い込もう(笑)。もうかれこれ20年以上ラインを変えてないのでキャストでブチギレて大切なルアーを3個ロスト(◞‸◟)。でもまだ変えないで使おうとしているオヤジ魂。めんどいもん。
さて、いよいよ日の出や!

水際で座りながら日の出を見る


いやいや、本当に綺麗。水際にチェアを置いて、朝日を見ながらコーヒータイム。誰もいない浜辺で、本当に最高の時間を過ごせたよ。やっぱり平日がいい。人もいないし、本当に静か。鳥の声と波の音だけ。土日やハイシーズンは人だらけで、こんなふうにはいかない。暇なオヤジの特権やな(笑)。

ハッチバックを開けてゴロン。これがず〜っと夢だった♪

はい、そう思って楽しんでいたのも束の間でした〜。まだ朝6時半ごろというのに、ガラガラのキャンプ場の中、4台の車がわざわざ僕たちのサイトの本当に近くに1サイトを埋めるように駐車。その横で8人ほどの若者が元気に声を響かせながら何やら設営を開始。せっかくの静かで自然を感じる時間が崩れていく〜(◞‸◟)。「何時やと思ってんねん。静かにせい!」とも言えず、素晴らしい時間を少しでも味わえたからまあいいかと思いこむことにしよう(◞‸◟)。「クワイエットタイム」は管理人さんがいないとあんまり意味ないと実感。ゲートがないから早朝に勝手に入り込むことができるわけだし、どうしようもない。やっぱり不便でもゲートはいるとつくづく思いましたねえ今回は。良いキャンプ場、環境なだけになあ。とはいえ、なんだか楽しそうにしている若者を見ていると、許している自分がいる。俺も若い時はあんな感じで騒いでたことだろうと。妻がチラッと聞いたようだが、彼らはユーチューバーらしく、確かに色々撮影している。これがこの日夜中ごろまで続くことになるとはね(◞‸◟)。
昼過ぎから金曜日なだけに、次々にキャンパーさんが到着。静かな湖畔は早朝で終了ですな。

泳ぎたくなる綺麗な水だ

15時すぎの海津大崎が美しい景観

お隣には「こんにちは。お隣を使わせていただきます。」とご挨拶をされ、淡々と静かにお一人時間を過ごされているマナーの素晴らしいソロキャンパーさん、反対側にはまだまだ始めたばかりのファミリーキャンパーさん、少し離れて設営に苦労されている女性お二人などなど、たくさんのキャンパーさんがこられたけど、まだ静かなもんです。彼ら以外は(笑)。

この時期の平日は、小さな子供連れのファミリーキャンパーさんや若者グループキャンパーさんが少ないのが大きいかな。ここはハイシーズンには泳げるから子供連れファミリーや若者が本当に多いしね〜。それはそれで楽しいし、だからキャンプ場は季節感が出て面白いということです。

さて夕刻になり、私たちはいよいよ楽しみにしていた「鮒寿し」を食することに。キャンプ場を出て「GON」で湖岸を走ることわずか5分程度でお店に到着〜。

鮒寿しや琵琶湖の幸を使った料理を味わう。「湖里庵」

女将さんがお迎えしてくれ、中に入ると檜の香りが漂う。台風で壊れたお店を1年ほど前に再建されたばかりのようで、まだまだ新築の香りが残っている。香りが気持ちいい。通していただいたお部屋には3組だけ。3組共中年のご夫婦のような感じでおちつく。
まあなんと景色の素晴らしいお部屋。全面ガラスの向こうに、テラスと琵琶湖が広がります。

こんな景色を楽しみながら「鮒寿し」を中心としたコースを堪能ですよ!次々と出てくる「鮒寿し」のお料理はやはり酸味が強く酸っぱいけれど、臭みなんて皆無。「鮒寿し」の印象が変わった。美味しい!

「鮎」の天ぷらや焼き物も少しの苦味が独特でこれまた美味しい。圧巻は「ビワマス」。この季節しかない脂の乗った最高の状態で、刺身や炙りでいただきました。それはそれは、今まで食べた刺身で俺史上最高を更新!!美味というより「旨!」と思わず口から出るほどの旨さ。もうまさしく「琵琶湖の宝石」だわ。文句なし!

いや〜、お部屋といい、景色といい、サービスといい、琵琶湖産の食材のお料理といい、夕暮れまで本当に最高のひとときを過ごせました〜。やっぱり琵琶湖は神!これも妻がこのお店を見つけてくれて、予約が取りにくいお店にも関わらず前日の電話で奇跡的に一組だけ空いていたのをキープしてくれたおかげです。本当にありがとう!感謝しかない。(しかも妻のおごりですから〜♪(´ε` ))

つづく…


夕食を楽しんだお店/湖里庵

マキノサニービーチ 知内浜オートキャンプ場 ※サイト予約は電話のみ

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