小さなキャンパー「GON」で行く、ちょい車旅の記録
上高地

上高地へGON!#最終章 「河童橋」から「明神池」へ。(梓川右岸道散策)

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上高地

夜明け前に目が覚めた。

昨晩の「上高地スライド上映会」での話の中に出てきた、「雲が生まれる」場面や日の出を見ようと思っていたから、目が覚めてよかった。目覚ましいがなくてもちゃんと理想の時間に起きれることが不思議だ。最近ずっとそうなのだ。

ただの歳かもしれないが、目覚ましで飛び起きるあの不快感がなくて目覚めが爽快だ。

少し明るくなってきたので、カーテンを開けると、

そこには幻想的な世界が広がっていた!

上高地温泉ホテルからの景色
上高地温泉ホテルからの景色

澄み切った空気のひんやりとした感じ。木々の匂い。川のせせらぎ。霧や雲が太陽の前を通り過ぎていく…。しばらくその場から動けなかった。写真には写せない世界。その場にいないとわからない空気が流れていた。

上高地」。たまらん。


出発前、6時30分ごろからホテルが用意してくれた「朝食弁当」を食べる。

上高地温泉ホテルからの朝弁

朝から「駅弁」を食べてるみたいで面白い。「朝弁」だ。

昨日買っておいた上高地の案内マップ。早速開けていく場所、歩く場所の確認だ。

この地図。めっちゃわかりやすくてコンパクトだから、購入して損はない。お土産にもいい。

上高地温泉ホテル」をスタートし、「梓川右岸道」を「明神池」まで歩く。

ウェストン碑」「河童橋」「岳沢湿原」「明神池」「明神橋」などなど、自然の中を歩く遊歩道は見どころがいっぱいだ。

片道普通に歩いて90分とのことだから、休憩を入れながらだと2時間は見ておく必要がありそうだ。

妻が初トレッキングなので、多少ずれ込むことも予想される。

上高地温泉ホテル」には俺たちは一泊だけだったので荷物もバックパック一つでOK!

トライアスロン」大会参加時に使用したものだが、このバックパックが本当に優れもの。

トランジションバッグ」というやつで、ウエットスーツやシューズ、スイムウェアなどなど結構あるトライアスロンギアが入るように設計されているので、これ一つで2泊ぐらいなら手軽に旅行に行ける。登山ぽくないのもちょっとした旅行にはいい。

最下段には汚れたものや水に濡れたものを入れるシューズポケットになっているのも何かと心強い。

愛用のバックパックに2人分の荷物を詰め込み出発準備完了。

さて、ゆっくりと新鮮な空気を吸い込み、出発だ。

はい、気づきました。妻の帽子がないことに。

後でわかったのだが、バスに置き忘れてきたらしいのだ。

この日のために買って初使用だったのに…。

(後日、「あかんだな駐車場」に電話をすると、忘れ物で届けてあったみたいで、送ってもらうことができたのでした。)

部屋からロビーに降りると昨夜書いた七夕の短冊が。

上高地温泉ホテル 七夕短冊

これから大自然に触れて健康になりにいく。癒されますように…。


さて、「明神池」に向けてテンション上げて行きますかー!

こんなに異次元の景色を見ながら歩けるなんて、最高じゃないか!

上高地」はやっぱり「神高地」だ!

明神池」までの間、こんなにも素晴らしい景色を楽しみながら歩いていると、

足痛い。

しんどいから戻りたい。

もう疲れた。休憩〜!

はいはい、きましたよ〜。こんなに綺麗な景色を見ながら歩いてるのに、何度も休憩が入る。

戻るほうが時間がかかるししんどい。

涸沢」まで行ったことのある俺は、流石においおいと思うが、初心者では仕方ないか…。と苦笑いだ。


それでもなんとか妻を押したり引いたりしながら「明神池」に到着〜。

明神池休憩所

俺は靴が合わなかったことに今更ながらに気づいた。小指の爪が痛い。

この靴で「涸沢」までいき、テント泊したのちの下りで両足の親指&小指4本の爪が真っ青になり内出血。のちに4本とも爪が剥がれた経験を持つ。その靴を履いてきてしまった。新しいのがあったのに…。

トレッキングや登山の靴は本当に重要!なめたらあかん。かっこだけではあかん。ちゃんと自分の足の形状にあった、つま先に適度な隙間ができて足首などでしっかり固定できるのがいい。

つま先が靴に接触する状態では爪が持たない。これ、本当に重要。爪が剥がれて大変な目に遭わないためにもね。

妻も膝が痛いらしい。足が痛い2人はここで水分を補給しつつ少しの間足を休める。

妻が歩きながら撮っていた写真を見せてくれる。

いろんな小さな花が咲いていたんだ。

俺が見ている景色と妻が見ている景色、同じようで違うんだなと感じるのであった。


休憩後、「明神池」に参拝だ。

明神池パンフレット

池に突き出した桟橋の先端にはお賽銭箱があり、ここで皆さん記念撮影をする。ここだけ順番待ちの列ができている。本格的な登山の方と街着そのままの方とが入り乱れる不思議さよ(笑)。

まあ、この辺りまではちょっと頑張れば普通にこれる距離なんだなとわかる。

これから先はある程度本気の方の世界となるんだけどね。


さて、帰りは「明神橋」を渡り対岸の「梓川左岸道」をくだって「河童橋」に戻る。

朝の天気と違い、うってかわって太陽が照りつける。青空が青すぎる!

ここからのくだりは、広めの歩きやすい道が続く。この道を「河童橋」から上がってくる方が街着が多い感じかな。歩きやすいし、若干所要時間も短めだからね。

帰りは単調気味なので、ただ早く「河童橋」に着きたい一心で歩く。歩く。

小梨平キャンプ場」を通り過ぎると、間も無く「河童橋」だ。

朝はほとんど人がいなかったのだが、今はものすごい人だ。人だらけだ。

両親とも合流し、うまいソフトクリームで一息。

記念撮影もパチリ!

ここで面白いことに気づく。そう、「河童橋」の「ライブカメラ」だ。

橋の上に立って手を振ってみた。携帯で「河童橋」の「ライブカメラ」を見てみると、時間差はあるが確かに俺たちが手を振っているではないか!なんだかにやけてきた。全国に俺たちがライブで配信されている(笑)。

これにて上高地での楽しくもハードな休日は終了となる。


あとは、タクシーであかんだな駐車場に行き、「GON」で一路自宅に向けて帰るのであった。

GON」がトラブルにもかかわらず、自宅まで頑張ってくれたことに感謝!

終わり。

後日、「GON」があまりにもハンドルが取られたり、ホイールが高温になったり、焦げ臭い匂いがしたりするため整備に出したところ、ブレーキの固着が大きな原因と判明。右前輪のブレーキ部分を全交換して約6万円の費用がかかった。中古車販売店で長期間に渡り保管状態が続き、動かさなかったことも大きな原因らしい。これ、初歩的なトラブルなんちゃうの?受け渡し前に整備したらわかるんとちゃうの?ということでしっかり補償していただきました。皆様も中古車を購入する場合はくれぐれもご注意を。命に関わるからね。販売店の質も大切だとつくづく思うのであった。キャンピングカー専門大手の販売店なんだけどなぁ…。

上高地温泉ホテル

上高地温泉ホテル 自家源泉かけ流しの宿|長野県 上高地〔公式ホームページ〕
創業文政13年、標高1,500メートル自家源泉かけ流しの宿です。「地もの」を食材に生かした安曇野膳、朝もやの中の早朝散歩、ギャラリーでの展覧会・スライド上映会など心のこもったおもてなしで皆様をお迎えいたします。

上高地

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上高地は、長野県松本市にある標高約1,500メートルの山岳景勝地です。中部山岳国立公園の一部として、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されています。

小梨平キャンプ場

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あかんだな駐車場

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俺は「wiggle」でトランジションバッグウエットスーツゴーグルなどを購入した。海外から発送だがちゃんと届き品質も含めトラブルは皆無だった。俺にとっては日本で購入するよりデザインも価格も良いものが多かった印象なので一度チェックしてもいいかと思う。

wiggle


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