2022年9月11日
「白崎海洋公園」、ここは今年に入ってキャンプ場を探す中で、是非とも行ってみたい場所だった。写真を見るからに異次元の絶景ではないか。こんな場所でキャンプできるなんて、しかも大阪府内の自宅から車で2時間以内で行ける距離感。どうしても行ってみたくて仕方がなかったのだ。
白崎海洋公園
俺たちの夏キャンは海辺で、砂浜で、いつでも海に飛び込める場所で、とほぼ決まっている。ここも海辺なので泳げるかと思いきや、遊泳禁止となっているではないか。流石に泳げないと暑すぎるだろうと、真夏を避けていつ行くか悩んできた。最近は雨が続いて天候も安定していないから、こんな場所でお天気が悪かったら、それこそ勿体無い。青い空と白い岩肌。まるでエーゲ海のような絶景を見るためにはお天気が欠かせない。
しかし、突然、奇跡のようなタイミングがやってきた。仕事の隙間ができ、天気が2〜3日間安定、しかも日曜日〜月曜日のキャンプ場が空いているタイミングがきたのだ。
これはいくしかないでしょ!
早く予約とって!埋まったら大変だから。
妻の後押しで、速攻予約。11日〜12日一泊で行くことに決定した。前日だったから予約できるかなとも思ったがOK、ワクワクが止まらない♪日本のエーゲ海とは果たしてどんな絶景なのか、楽しみだ。
13時チェックインということだから、ゆっくりめ、8時30分ごろに家を出発する。昨晩のうちに荷物をある程度積み込んでいたので朝は楽チン。それでも予定を10分ほど遅れての出発となった。
約2時間のうち、1時間30分程度は高速道路になる。予想では混雑なしだ。順調に進んで途中の「紀ノ川サービスエリア」で休憩をとることにした。
紀ノ川サービスエリア(下り線)
ここで偶然にも、俺たちの一押しソフトクリームがあることに気づく。「CREMIA(クレミア)」。これが本当にやばい。練乳のような生クリームの濃厚な味わいのソフトクリームで、もうたまらない。久々に食べることができて気分が上がる。
CREMIA(クレミア)
少し高台のこの「紀ノ川サービスエリア」から見る景色も快晴で、これから行く「白崎海洋公園」に期待が膨らむ。なんといっても日本のエーゲ海には青空が必須だからねぇ。
ゆっくり目に休憩をとり、キャンプ場で食べる用にうまそうなカレーパンを購入、出発しようと駐車場へ向かうと観光バスが数台、しかも駐車場がほぼいっぱい状態。もう皆さん自由に観光されてるんだなとちょっと安心しつつ、日曜日の混雑に若干不安を感じたりもしながら高速道路に戻る。
30分ほど走り「広川IC」で高速を降り、しばらく走ると海が見えてくる、そして途中から結構細いくねくねとした道になったりする。ちょっとどこか南国の小道を走っている気分もあったり、和歌山、紀伊半島の中央部付近の温暖さが感じられる。途中で何度か「GON」を停め景色を見ながら目的地「白崎海洋公園」に向かう。
いや〜、本当に天気が良くてよかった〜!紀伊半島が果てしなく連なる景色もいいもんだ。そして海も深く青い綺麗な色をしている。日本独特の海の景色。
と、突然前方に今までと明らかに違う景色が飛び込んでくる。
うわ〜。何あれ。すげぇ〜!
思わず声が出るほどの景色が道の向こうに見えてくる。
ドキドキしながらゆっくりと進むと、ゲートが見えてくる。
ゲートを入ると「白崎海洋公園」の案内板が。
パークセンターの駐車場にひとまず「GON」停める。駐車場からすでに真っ白な岩が。えらいとこに来てしまった。写真が何枚になるか…、どこを見ても写真を撮りたくなる。こんなところは初めてだ。
到着は日曜日、お昼前だから皆さん撤収されてます。それにしてもこんな場所でキャンプができるなんて、日本ではないみたいだ。写真で見るより現地ではがっかりすることも多い中、ここは写真で見るより雰囲気がある。来てみないとわからない異次元の景観だ。しかも見るだけでなくキャンプができるなんて最高ではないか!
チェックインまで時間があるので、パークセンターで昼食を取ることにする。ここは「道の駅」となっているため夕方5時までは食事もできるし、薪も販売しているところも安心感がある。ただし、期待するほどの食料品は手に入らないから、キャンプ飯用の食材は事前に準備してくることをお勧めする。すぐ近くにスーパーやコンビニはありません。
アジフライのセットがイチオシだったので頼んだはずが、カツフライの卵がけが来てしまった?でもちょこっと疲れてるからチカラをつけるため「疲れに勝つ」ということでまあいいわ。お味は普通です(笑)。
さて、展望台の方に行ってみますか。どんな景色が広がるやら。
海沿いに展望台方面に向かう。
そして展望台の駐車場に到着。青い空、白い岩、まさしくエーゲ海に来たような絶景がそこにはあった。
つづく…。
白崎海洋公園
なっぷ/キャンプ場検索・予約サイト「白崎海洋公園」(※電話予約基本不可)