小さなキャンパー「GON」で行く、ちょい車旅の記録
和歌山

<絶景キャンプ>白崎海洋公園へGON! #最終章 さらば絶景〜日本三美人の湯<龍神温泉>へ

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和歌山

2022年9月12日

幻想的な夜から朝を迎えた。朝日が山側から上がってくるから、日があたりにくいかと思っていたのだが結構早くからサイトが朝日で満たされる。うっすらとハロ現象も現れた。

白崎海洋公園 朝日

昨夜の雷雨とうって変わって、また青空が広がっている。ここの上空はどうも飛行機の航路となっているようで、頻繁に飛行機雲が現れる。

朝日を浴びながら、しばし非日常的な白い岩肌に囲まれて、ここに来れたことに感謝する。

さて、朝食を食べますか。ホットサンドメーカーでサンドイッチを焼き、昨日、雨でほったらかしになっていた「とうもろこし」と「焼きいも」をのぞいてみる。諦めていたのだが、雨の前の焚き火の中でしっかり柔らかく仕上げっていた。もう温かくはないけれど、柔らかくて甘味があり、食べれてよかった〜!

さて、撤収も早々にすませ、そろそろ帰りますか。俺たちは荷物が少ないのに、なぜかみなさんの方が早く帰るのはなぜかな(笑)?おかしい。いつも不思議になる…。

撤収途中で、女性のスタッフの方がサイトのお掃除をされていた。明るく声をかけてくださり、昨日の雨のことを申し訳なさそうに謝ってくださる。いやいや、天候は制御できませんからご心配なく。その会話の中で「温泉」のことをちょっと聞いてみた。帰りに温泉に寄って帰ろうと、妻がいろいろ近くの温泉を探してくれていたのだが、地元の方に聞けばどこがいいかわかるかと思ったからだ。妻が気いてみると近くの温泉はオススメしないとのこと。じゃあどこがいいのかと聞いてみると、ちょっとここからはかなり遠いのだが、「龍神温泉」がいいとのこと。ここは本物だと…。俺は辰年だし、元々龍にご縁がある方だと思っているふしがある。せっかくのチャンスだから是非行こうということになった。しかし、ここからは山の方向に走ること約2時間はかかる。でも、なぜか怯むことがなかったのは不思議だ。

白崎海洋公園 ラストカット

パークセンターでチェックアウトを済ませ、最後に駐車場でパチリ。笑えるけど、足元のマンホールから「おトイレ臭」がすごいのです(笑)。それだけが最後まで気になり、「龍神温泉」に向けて旅立つのだった。


龍神温泉へは難しい道はない、こんな川沿いの道をひたすら走ることになる。吊り橋があったり、鮎を釣る人の姿がちらほらあったり、のどかな道をひたすら走る。

途中、ちょっと休憩をしようと「道の駅 龍游」へたち寄る。バックで駐車する時、ガチャンと少し大きな音が車の後ろで鳴った。あ〜、しまった。よくある黄色い金属の「バリケード」があったのに、わざわざそこに当てに行ったようだ(笑)。休憩している方がこちらに注目している…。久々に恥ずかしい。しばらく車から出れなかった。でもGONが無傷だったのでホッとしたわ〜。

ここのオブジェがかわいい。すでに龍がちらほらと。ソフトクリームを食べてさて出発しますか。


しばらく走るとトンネルの前に「龍のオブジェ」が。龍神温泉到着です。

龍神温泉 入口

橋を渡って駐車場へ。橋の上にもかわいい龍が。

駐車場から川沿いにある「龍神温泉」が見える。この先に駐車場が少なそうな看板があったので、少し歩いて今日の目的地「龍神温泉 元湯」に到着。3分程度かな。なんだなんだ、駐車場、温泉の目の前にもあるのですね〜。「龍神温泉 元湯」の建物からは川の向こうに駐車場が見える。川に迫り出しているから重量制限があったのですね。ちょっと怖いわ。

この通りは川沿いで、温泉宿なども並んでいる。今回お邪魔する「龍神温泉 元湯」は温泉のみ。宿泊施設は別館にあるらしい。

龍神温泉」は日本三美人の湯。俺たちは出雲に行った時に偶然にも「湯の川温泉」に行っていたことに気づく。色々ご縁もあるもんですねぇ。さぞかし妻は美人化するでしょう。

入ってみての感想。ここのお湯は、サラッとしているのに少しヌメリがあるような、無色透明のお湯。源泉はそんなに熱くはないかな。すぐにのぼせる俺でもゆったりと入れた。体が浮き上がる感じもあった。温泉の成分が濃いのだろうか、そんな印象のお湯で、サラッと気持ちのいい温泉でした。設備は古めだけれど、清潔感もあって、特にヒノキ風呂がよかった。露天風呂の景色は期待できません。川のそばなのに川が見れないのだ。そこはちょっと残念かな。でも長距離を走ってきた甲斐がある温泉だったな。機会があれば、ここを拠点に周辺を観光することも考えてみようかと思うのであった。


温泉からあがって、昼食をどこかで食べようと、この辺りの「鮎」などが食べれる場所を探すことに。よくわからないので温泉のスタッフの方にも聞いてみて、3軒ほど電話したのだが、どこも「さっきまでやっていたのだけど、用事ができたので閉めました。」。嘘でしょ〜。どこも用事ができるって。月曜日だからお客さんが少ないから閉めたんじゃねぇ??いや〜、まいるはここまで来たのに(笑)。

仕方がないので、ちょっと気になっていた「道の駅 龍神」に立ち寄ってみることにする。

道の駅 龍神

なかなか広くて、食べるところもあったので鮎がないか聞いてみる。売り切れだ。諦めてお店のスタッフの方に近くで鮎が食べれるところを聞いてみる。そこも休んでる〜。月曜日は期待できんな。と、お店のスタッフの方が俺たちのところに来て「鮎は一匹なら用意できます。」とのこと。売り切れだったのはなぜ?謎が深まるがここまできて鮎にこだわった俺たちは迷わずお願いした。

料理を待つ間、店内のお土産物を物色する。その時、大きな柱の節の穴に何かがあるのを発見。中を覗くと龍などが祀られている。お金もたっぷり。ご縁を感じる俺は、お金を少々ですが入れて拝ませていただきました。

料理もできたので、念願の鮎とアマゴの焼き物、ジビエの肉うどんも食べてホッ一息つくのだった。お魚はここで生で焼いたものではなく、すでに軽く焼いた状態のものをここで再度焼きを入れるスタイルらしく、干物に近い印象もある。でも、それなりに「鮎」と「アマゴ」の違いが堪能できてよかった。「ジビエの肉うどん」は俺的には普通の肉うどんや鴨南蛮がいい、という感想かな。

道の駅 龍神 お土産

食事前に売り場でどうしても気になったキラキラの「龍」。妻に言ってみたら買うようにと。小さい方の「龍」を家までお連れすることにいたしました。「龍神」まで来てお土産がないと寂しいからね〜。


家路に向かう途中、来る時に気になっていた「ヤッホ〜ポイント」に立ち寄る。妻は高所恐怖症気味なので当然吊り橋は渡れない。あの向こうに見える「ヤッホ〜ポイント」にはいけないが、説明アナウンスをポチッと聞いてみる。デカイわ音が!びっくりしたわ(笑)。

説明を聞き終わると妻が突然、

ヤッホ〜!

ヤッホ〜!

ヤッホ〜〜〜!!

もうビックリするわ!本当に驚くほどの声。確かに響いとる。

どこからそんな大きな声が出るんですか?何かストレスでも抱えているのですか?

ちょっと怖くなる(笑)。

今度来る機会があれば是非とも橋を渡って叫んでもらいたい。きっと素晴らしく声が響き渡ることだろう。思う存分お願いします。


龍神温泉までは意外と道が走りやすく、帰りも超順調に走行。途中、ガソリンを補給し少しだけコーヒー休憩。ここのガソリンが3円ほど自宅近くより安かったのはなぜだろう?いつもキャンプ地近くでは高いんだけどなぁ?

有田ICから高速に乗り途中の「岸和田サービスエリア」で休息をすることに。夕食を食べて帰らないと帰ってから作るの大変だもんね。

ここで食べたのは「和歌山ラーメン」と「唐揚げ」。これがねぇ、俺たちの口に合わなかったのよ。特に「和歌山ラーメン」。ご当地気分になれるかと思いきや、最初は気づかなかったが、妻が、

なんか「公衆便所のお〇〇こ」みたいな臭いがしない?

的なことを言う。それを聞いてから、確かに味は普通なのに臭いが「公衆便所のお〇〇こ」みたいなのだ。

ほんまや、あかん、臭いわ…。

ネット検索でも俺たちと同じ感想の方が多数いることに変な安心感を感じる(笑)。「和歌山ラーメン」ってそんな感じのようです。慣れが必要かも。

と言うことで〆は今ひとつだったが、最高のキャンプ地「白崎海洋公園」と出会えて本当に感動した一泊二日のキャンプだった。風が強いのと突然の雷雨で戸惑いもあったが、再度リベンジし、今度は最高の星空を見たいものだ。

終わり。


白崎海洋公園

なっぷ/キャンプ場検索・予約サイト「白崎海洋公園」(※電話予約基本不可)

日本三美人の湯 龍神温泉元湯

ヤッホ〜ポイント/日高川町観光協会


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