今回は伊勢、猿田彦神社に参拝する前日、話題の日本最大級の商業リゾート施設「VISON」に立ち寄った際に「猿田彦珈琲」で購入した一品をご紹介してみようと思う。
猿田彦珈琲ということで、猿田彦神社と何か関係があるのかと思いきや、そうではないらしい。
猿田彦珈琲/東京・恵比寿のスペシャルティ・コーヒー専門店
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店内には数種類のブレンドコーヒーがあったのだが、多分一番バランスがいいであろう「ディカフェ/エチオピア シダモ」を選択してみた。パッケージはこんな感じだ。
なんだか外国人向けのパッケージのような気がする。日本人的にはどうだろう…、ちょっと色使いが苦手かもしれない。外国人のイメージする日本のような、勝手な妄想がふくらむデザインだ。
早速パッケージを開封してみると…
パッケージを開封した時の香りの広がりは少なく、パッケージ内を覗き込んだ時にやっと香ってくる感じだ。ちょっとこの辺りは残念かな。豆自体の香りは深煎り感がある。しっかりとしたローストの香り。
ミルで豆を挽いてみると流石に香りがハッキリとわかる。苦味がありそうな香りだ。どうだろう、俺にも飲めるだろうかと少し不安がよぎる。
お湯を注いでみる。泡立ちや膨らみ感はちょっとイマイチかな。あまりふっくらとはならず、ちょっと新鮮な感じが薄いような…。袋に入れてから少し時間が経ってしまっているのだろうか。ドリップ中も香りはするのだがほのかな感じで、香りが少なめなコーヒーというイメージがある。
実際に飲んでみると…
少し苦味があるが、すっきりと飲みやすい印象。酸味や苦味の苦手な俺でもOK。酸味はほぼ感じない。個性的ではないし、特別際立って特徴があるわけでもないが、飲みやすい癖のないコーヒーという印象だ。深煎りの割に飲みやすいのは、もしかして「カフェインレス加工」していることが関係しているのかもしれない。スッキリ感がある。
総合的には香り少なめだが適度に苦味を感じるスッキリ飲めるコーヒーということになる。ドリップ時の泡立ちやふくらみ、香りがもう少しあればと思う残念感があるが、これは豆を購入するタイミングや加工方法にもよるだろう。特にカフェインが気になる方にはおすすめのコーヒーといえる。若干の苦味とスッキリした後味。何杯でもいけそうなコーヒーだ。
以上。
ディカフェ/エチオピア シダモ
エチオピアの優良産地シダモのコーヒーを、カフェインレス加工したコーヒーです。
・ウォータープロセスによるカフェインレスコーヒーについて生豆をいったん水に浸けてカフェインを含む生豆の成分を溶出させ、生豆を取り除きます。生豆の成分を溶出させた液体をフィルターでろ過してカフェインを取り除いたのち生豆を液体に戻し、カフェイン以外の成分を生豆に戻します。これがウォータープロセスによるカフェインレスコーヒーの作り方です。
ウォータープロセスによるカフェインレスコーヒーは、水以外の化学物質に生豆が直接触れないので、安全性が高いといわれています。
カフェイン除去率は99%以上を達成しています。
商品名 ディカフェ/エチオピア シダモ
内容量/販売価格 100g/860円(税込)
【生産国】エチオピア連邦民主共和国
【地域】シダモ
【生産処理】ウォッシュト
【品種】エチオピア在来種
【カフェインレス加工】デスカメックス社、マウンテンウォータープロセス
※猿田彦珈琲 公式ホームページより