<車中泊>伊勢の旅 #5からの続き…
「赤福」で休憩し、売り切れ必至の新商品「白餅黒餅」と定番の「赤福」をお土産にお店を出て、いざ「伊勢神宮 内宮」へ参拝に。
伊勢神宮
いや〜、最高のお天気だ。
「宇治橋鳥居」前には、平日にもかかわらず人が沢山。混み合ったり空いたり、多分バスなどの団体の時間帯によって変わっているのだろう。俺たちは人の多くないタイミングで鳥居をくぐっていく。青空に小さく渦を巻くような変わった雲があちこちにあるちょっと不思議な空だ。
「宇治橋」の上から見る「五十鈴川」は透き通って穏やか。遠くに高々と日本国旗があがっている。
参道を進み「⼿⽔舎」で清めて、「御⼿洗場」へ。「五十鈴川」の水が透き通り、キラキラと輝く。
清らかな気持ちで参道を進む。
と、「神楽殿」の前に横に入っていく参道が見える。「別宮 風日祈宮」へ向かう参道らしい。気になるので参拝させていただくことにする。
皇大神宮(内宮)別宮
「風日祈宮橋」の手前で太陽が真正面に。写真には素晴らしい光が映し出されていた。なんだかお力をいただけそうで嬉しくなってくる。
「風日祈宮橋」を渡り少し歩くと大きな木が見えてくる。記念にパチリ。
細い参道を進むと「別宮 風日祈宮」が見えてくる。横側を通りすぎ正面に回り込む感じで参拝する。
木漏れ日の中、静かに佇む小さなお社。
しっかりとお参りさせていただきました。風の時代に入ったと言われる昨今、何かのご縁で参拝することになったのかもしれない。
ここで気になったことがる。そんなに混んでいるわけでもないのに警備員さんが「待たずに詰めて参拝してください。」と何度もうるさい。順番に静かに参拝したいのに、皆さんも同じようにされて順番に参拝されているにもかかわらず、混んでもいないのに何事かと思う。せっかくの参拝の気持ちが台無しじゃないか?混雑しているならともかく、ちょっと臨機応変にご対応願いたい。
「別宮 風日祈宮」の参拝を終え、元の参道を歩き「正宮 皇大神宮」に到着。
皇大神宮(内宮) 正宮 皇大神宮
階段の下から「正宮 皇大神宮」を見上げると白い「御幌(みとばり)」が見えている。これが「内宮」「外宮」にしかない、他の神社では見られない目隠しのようなのれんのような大きな幕だ。初めて二人で参拝した時、その「御幌(みとばり)」が半分程度吹き上がり、感動したのを覚えている。「御幌(みとばり)」が上がると神様に歓迎されている合図とも言われる。
そして今回もその奇跡が起こったのだ。今回は前回どころではない。二人が参拝し始めると同時に、ほぼ水平になるまで吹き上がったのだ!奥からは柔らかな微風のような、フワッとした空気が流れてくる。こんな緩やかな風では水平になるまで「御幌(みとばり)」が吹き上がることはないはず。そして、参拝終了と同時に見事に「御幌(みとばり)」は元通りに下がってしまった。これは奇跡でしょ!嬉しいでしょ!二人で感動してしばらく目を見合わせてしまった。
ここでもちょっと気になる点が。ここ「正宮 皇大神宮」では階段の下からは撮影してもいいのだが、階段より上では撮影禁止。それを知ってか知らずか撮影する人がいる。そこでまた警備員さんの注意する声が。そして「待たずに順番にお参りください。」と。雰囲気が丸潰れだ。お参りぐらい静かにさせてください。撮影の注意はわかるのだが、階段の下でちゃんと説明すればもっと違反する人が減るだろうに。確かに沢山の人だから注意は必要だろうけど、なんとかならないものだろうか…。
「御幌(みとばり)」が吹き上がったことに感動でドキドキしながら参道を戻る。
そして「授与所」で「皇大神宮」と「風日祈宮」のお札を授かり「伊勢神宮 内宮」を後にするのだった。無事にお参りができてよかった〜♪
後は帰路につくのみ。夕日が綺麗だ。夕暮れの空には三日月もはっきりと美しい姿を見せてくれている。
高速に乗り、途中休憩でいつもの「土山SA」で早めの夕食を取る。コロッケと天ぷら。二人揃って油もんばかりだ(笑)。ちょっと歩き疲れているのかもしれない。
ここで妻が面白いものを見つけてしまった。それが「ゆきお」。
天空の非公認キャラクター ゆきお 紹介ページ/A&Mサンワ
前には「サーファー」、後には「丘だけどね」と(笑)。売り場で爆笑してしまった。自分はもうしばらく「丘サーファー」にはならないように頑張るぞ、という願いを込めて購入〜。
こうして「ゆきお」と一緒に帰ったのでした〜♪
帰って早速「赤福」「白餅黒餅」を少々いただく。時間が経つと固くなるということで。なんでも旨いうちにいただかないとね♪でも、やっぱり俺は定番「赤福」がいいわ。
伊勢名物 赤福
今回の<車中泊>伊勢の旅は一泊だけだったけれど盛り沢山で本当に楽しい旅だった。これからも年に一度は今回のルートで「お伊勢さん」のお力を授かりに、楽しみながらいければいいなと思うのであった。
終わり。