小さなキャンパー「GON」で行く、ちょい車旅の記録
その他

《夏の高原キャンプ》リゾート気分を満喫♪蒜山高原キャンプ場に行ってみた。 #4

広告
その他

広告


2023年8月2日

蒜山高原キャンプ場」を出発し観光スタート。まず到着したのは「GREENable HIRUZEN」。ここは建築家「隈研吾」さんが設計した建造物群と各種ショップ、アートが展開されている広場。1日目にザッと見てはいたが、再度オープンしているはずの時間帯にしっかりと見学するために再訪したのだ。

GREENable HIRUZEN 1

メインの建物「CLTパビリオン」内は小さな展示物以外は何もなかった。内部から見上げる景観は現代建築という印象だが、蒜山高原にこれを建てた意味はアートということなのだろうか…。猪のアートはなかなか面白い。

造形的にシンプルで素材感のある建築物が周りに配されている。それぞれがショップになっているのだが、なんと本日休業日とは…。これもまた俺たちの旅のスケジュールの都合上仕方がないのだが残念。ラッピングでカラフルな屋上から見る施設中央の「CLTパビリオン」の向こうに「ジョイフルパーク」の観覧車が見える。蒜山高原の新旧が道を挟んで並んでいるのもなんだか不思議な感じ。

さて、次の目的地「蒜山ジャージーランド」に移動する。ここからは数分の距離。看板に沿って進むと…。

目的地「蒜山ジャージーランド」に到着。流石に蒜山高原ではメインとも言える観光スポットだけに平日の朝でも駐車場には車が多い。

蒜山ジャージーランド

蒜山ホースパーク」もあるので、まず駐車場から見えるのは馬たちだった。馬に乗ったり餌をあげて触れ合ったりできるようで楽しそうだ。

そして、建物の横を通り過ぎて裏側にまわると広がるのは、広大な牧場と山々、そして「ひまわり畑」だった♪

蒜山ジャージーランド ひまわり畑1

夏ならではの「ひまわり」の群生。太陽に向かって全ての花が同じ方向を向いているのが印象的だ。

青空と黄色い花が本当に鮮やかだ。

蒜山ジャージーランド ひまわり畑4

広大な牧場の前にはジャージー牛の親子やキャラクター「ラブリーちゃん」が写真撮影のお供にセットされている。

よく見ると、牧場の遥か向こうに牛たちが見える。どうも近くまで道があるようで、人が近くにいるのがわかった。それならと、暑い中、坂道をゆっくりと登って牛たちに会いにいくことにする。

蒜山ジャージーランド 牧場3

到着してみると、牛たちが数頭と馬がいた。この馬がどうも牛を先導しているようで、牛たちの周りを回りながら徐々に場所を移動させているように見える。

偶然にもかなり近寄ってきてくれた牛たち。なんだか可愛いお顔♪それにしても、ずーっと草を食べ続けている。どれだけ食べるんだろうか。

蒜山ジャージーランド 牧場6

牛たちを見学した後はここだけでしか食べれない「蒜山ジャージー100% プレミアムソフトクリーム」。結構旨いのでこれはおすすめだ。

蒜山ジャージーランド 蒜山ジャージー100% プレミアムソフトクリーム

さて、「蒜山ジャージーランド」で「牧場」と「ひまわり」で夏の高原を満喫した後は、「道の駅 風の家」でお土産を買って帰りますか。「とうもろこし」や「トマト」など、とれたて食材が最高のお土産だ。本日も大盛況。かなり人気の道の駅だ。

道の駅 風の家」から帰路に着く途中に有名な「湯原温泉」がある。ここから地道で30分程度の距離。それならと帰りに「温泉」に入って帰ることにする。

のどかな田舎の道をしばらく快適に走ると「湯原温泉」の看板が見えてくる。うっかり見落とした川上の入り口を通り過ぎて焦ったが、川下の入り口から入ることができた。なんだか看板がさびれているなぁ〜。大丈夫だろうか。

元湯 湯本温泉館」で日帰り入浴をすることにしたので駐車場を聞いてみると、河原に停めるとか。川沿いにある駐車場に「GON」を停めて川を見てみる。綺麗な川で遠くに「カワウソ」らしき動物がいるのが見える。こんなに自然が残されている川もそうは無い。そういえば「オオサンショウウオ」もいるんだとか。ここ「湯原温泉郷」では「オオサンショウウオ」のことを「はんざき」とも言うらしく、その名の由来は「半分に切り裂いても生きている」と言われているからとか。なんともエグいネーミングだ(笑)。

先に昼食をと思いお店を探すが、なんとこれだけの温泉街に開いているお店が3軒程度しかないらしい。しかもなんだか昔のまま取り残された寂れた街の様相で、この温泉街は大丈夫なのかと思ってしまうほどだ。平日のお昼なので仕方がないのだろうが、活気がなさすぎて…。

元禄旅籠 油屋」という温泉旅館は建物も素敵でこの街ではかなりいい雰囲気。よく見ると緑色の「オオサンショウウオ」が2階から覗いているのも面白い。ここも日帰り入浴ができるようだがちょっとお高めなので今回は見送ることにした。

怪しい看板などを見ながらようやく見つけた近くのお店に入ってみる。

いやはや、なんとも…。昭和初期から時代が止まってますがな。それにしても昔はみんな裸で河原の温泉に入っていたことがわかる貴重な写真などがあったりで、タイムスリップ状態でなんとか昼食を食べることができた。それにしても歴史的に貴重な写真ではなかろうか。

元湯 湯本温泉館」でゆっくりと温泉に浸かる。湯原温泉の源泉がここの地下から出ているらしいので、大元の温泉ということになる。貴重な温泉で十分に体を癒して最後にロビーで「蒜山ジャージー牛乳」を飲んで一休み。

温泉で十分に休息をとった後、ゆっくりと帰路に着くのであった。今回の旅はこれにて終了。

有名な「湯原温泉」がちょっと時代錯誤感があったのが衝撃的だったが、「蒜山高原」で最高の夏キャンプもでき、高原の良さが再認識された旅だった。「蒜山高原」は全体的にかなり綺麗に整備されていて、子供のいる家族にはかなりおすすめできる高原リゾートだと思う。それでもキャンプするなら、くれぐれもアブだけにはご注意を!

夏キャンプは海ばかりだったが、これからは高原も楽しんでいくことになりそうだ♪

終わり。

広告



GREENable HIRUZEN ※メッセージ性の高い建築やアートが見れる場所。

蒜山ジャージーランド ※かわいいジャージー牛たちに会えて、馬にも乗れる。

道の駅 風の家 ※平日でも混雑する大人気の道の駅。新鮮な地産品がずらりと並ぶ。

湯原温泉 ※蒜山高原から30分程度で行けるレトロな温泉の街。

元禄旅籠 油屋 ※古き良き建物ではんざきがお出迎え。日帰りOK。

元湯 湯本温泉館 ※湯原温泉の源泉はここの地下から。お手頃に日帰りができる。


広告

タイトルとURLをコピーしました