2021年11月16日

温泉に行きたいな〜。
ということで、家から1時間以内に行ける温泉を探す。どうせならキャンプもしたい。
ネット検索で見つけたのが「能勢温泉キャンプ場」だ。
ここなら50分程度で行けるし、温泉でゆっくり癒されて帰るのも遠くないので楽だ。

こんなに近いところに温泉のあるキャンプ場があるなんて、調べるまでは知らなかった。
まだまだ近場ですら未知の世界がある。
ネット検索時の「能勢温泉キャンプ場」のイメージは「昔からある懐かしのキャンプ場」的な印象。
今回は温泉目的なので、あまり深くは考えずに行くことにした。
チェックインは午後1時なので、途中の道の駅「能勢くりの郷」で買い出しや昼食を取っていくことにする。
一庫ダムを横目に緩やかな登り道を走っていくと間も無く道の駅「能勢くりの郷」に到着する。
ここ道の駅「能勢くりの郷」は以前からちょくちょく来たことがある場所。地元の食材やたまに植木コーナーでの掘り出し物があったりする。レストランもあるのでゆっくりと休憩もできる。
前の川に「ヌートリア」らしきものがいたりして、ネズミが巨大化したような姿に驚いたこともあった。
キャンプで必要な薪などもここで安く手に入れることができるのだが、重いし、今回はキャンプ場で調達することにした。
食材を手に一路「能勢温泉キャンプ場」へと向かう。
いや〜、近くていい。能勢温泉の看板が出てきた、と、思いきや、なぜか鬼がいる(笑)。

温泉を通り過ぎてキャンプ場にいくと、また鬼がいる(笑)。

ん〜…。なんかイメージと違うなぁ…。
と、思いつつもパチリ。

ホームページに記載の「大自然の中にたたずむ、落ち着いた雰囲気のキャンプ場」なのかなぁ…?
とにかくチェックインを済ませる。
その時「本日、温泉はお休みで明日のご利用となります。」と管理人さん。
温泉に入りにきたのに…(涙)。薪を購入しサイトへ入る。
一組のグループデイキャンパーがわいわいと騒いでいる横を通りすぎ、サイトに到着。
どうもここは元々テントが張ってあった場所で、撤去しオートキャンプサイトにしたような感じだ。
メインのオートキャンプサイトは坂を下ったところに広場みたいになっている。俺たちは逆に山側に少し上がった場所だ。段々になっているのも独立感があるし、今回のサイトはありがたい。トイレも炊事場も管理棟も近く、本当にラッキーだった。
ただ、目の前には古びた見たくない建物があるけど(笑)。
まあ、とにかく設営だ。温泉目的なので「カーサイドシェルター」のみで簡単に済ませる。



「陣幕」があるおかげで、ちょっとした目隠しになり、コーナー感が出ていい。
「タープ」を今回は張らないのでなおさら「陣幕」効果がありがたい。
妻がテーブル周りの準備をしてくれるので助かる。すぐ休憩するけど(笑)。
ちょっと目を離したら妻がいない。どこに行ったかと周りを見回すと、フェンスの外を歩いているではないか。なにやらトングを持ちながら登山道を歩いている。

何してるん?危ないで。

見て見て!
いい「松ぼっくり」見つけたの!
たくさんあってすごいの!
大量の「松ぼっくり」を拾っている(笑)。少し白い粉がついているのがまたいいらしいのだ。

まあ、焚き火の着火剤にもなるしと思いながら焚き火の準備などをする。
「バトニング」で薪を割らないと小さな「焚き火台」には焚べることができないから「カンカン」と割る。「カンカン」と響き渡る音もまたいいものだ。時間がかかるけど…。
暗くなって冷え込んできた。夕食と焚き火タイムだ。




いつもの「コロナビール」でほろ酔い。ビールはもう季節ではないかな。
冷え込んできたので早めの就寝をする。
翌朝サクッと仕事を済ませ、早々に撤収。紅葉が綺麗だ。


その時だ、横の登山道を布団をかついで降りてくる人がいる。
「???」なんで?確かに登山道なので、数人のバックパックを背負った人はいるが、なんで布団をかついで降りてくる?ちょっと謎の登山道だ(笑)。
不思議な感じで今回のメイン「能勢温泉」に向かう。
黄色い建物がすごい(笑)。中もレトロ感がすごい(笑)。
でも、俺にはここの泉質が最高にあっているようだ。

体がぽかぽかしてなかなか冷めなくていいね。

ほんまにいい感じ。
体が暖かくて全然冷めない。
帰りの車の中でも全く冷えない体に、温泉効果を感じつつ、帰路に着く。
帰宅後、妻が拾った松ぼっくりなどが、家の装飾になるのだった。


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